今年度も、年長の子どもたちとの一泊二日の冒険の幕が閉じました。
天気は雨模様でしたが、山に入ると、雨は本当に気にならないくらいでした。子どもたちも、元気な足取りで登って行きました。
雨の日は、森を歩きまわるのはうってつけだと、かねてからわたしは思っていました。メインの森は、雨がふるととりわけ生き生きとして鮮やかに美しくなります。針葉樹の葉は銀色のさやをまとい、シダ類はまるで熱帯ジャングルのように青々と茂り、そのとがった一枚一枚の葉先からは水晶のようなしずくをしたたらせます。
カラシ色やアンズ色、深紅色などの不思議ないろどりをしたキノコのなかまが腐葉土の下から顔をだし、地衣類や苔類は、水を含んで生きかえり、鮮やかな緑色や銀色を取りもどします。(センス・オブ・ワンダー レイチェル・カーソン 上遠恵子訳 新潮社 P18)
頂上まで登り、こんぴら神社にお参り、奉納されている天狗の絵馬などを見つけて、子どもたちもいろいろと想像をめぐらしていました。
お弁当の後は、木々の間を追いかけっこをしたり、木登りをしたり、子どもたちの歓声が響いていました。その間に、子どもたちが御神体の岩のあたりで見つけた水晶玉(砲丸の玉くらいの大きさでした)・・・子どもたちも真剣に見入っていました。
山を下りて、宿舎へ移動、宿舎の前の川を散策し、マスをつかまえました。冷たい川の水もなんのその、次々にマスをつかまえていました。つかまえたマスは、宿舎の人に頼んで、から揚げにしてもらい、夕食の一品となりました。骨まで食べられて、みんなきれいに食べていました。
キャンプファイヤーの時は、雨が強くなったため、広間で集会を始めましたが、みんなで歌っている間に、窓の外に火があがり、窓ごしに見つめながら、「火の神様か来たのかな」などの会話も聞かれました。雨も小降りになり、花火を外で楽しむこともできました。
二日目は、鍾乳洞へ探検。不安や怖さはありながらも、朝の集会で気持ちを奮い立たせて出発しました。
鍾乳洞の奥の奥に、こんぴら山で見つけた水晶玉がありました。その横に、頑張った子どもたちへの贈り物・・・子どもたちの手にのる玉が・・・。
一人一人、岩を登って、その玉を手にしました。その時の子どもたちの顔はたいへん誇らしげでした。
帰りの電車の中でも、大事そうに、その玉を眺めていた子、怖かったけれど、水晶玉があったほら穴が一番楽しかったと言ってた子・・・、
今回の子どもたちの経験が、これからに生かされるように、明日から一日一日をまた大切にしていきたいものです。
好天とはいえないコンディションの中、親元を離れて、楽しさと同じくらいの緊張も感じていたであろう子どもたち・・・昨夜から今日と疲れが出たり、体調を崩していたりしていないかと心配にもなっています。明日、元気な姿を見られることを願っています。
保護者の皆さんには、近日中に、写真とビデオをご覧になって頂けるように致します。
マイアルバムに一部写真をアップしました。保護者の方及び園関係者のみ閲覧可能です。パスワードは園にお尋ね下さい。以前にお教えしている方は、変更はありません。
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